タイ不動産概要

タイには何人日本人が住んでいるのか?

タイ在留邦人数推移

海外で不動産を購入する際、自分で住むにしても、賃貸に出すにしても、気になるのが現地でどのくらいの日本人が生活しているのかという点。タイに住んでいる方の人数は年々増加している。

タイに住む日本人は「アメリカ人」「中国人」「オーストラリア人」に次ぎ4番目に多い

外務省領事局政策課による海外在留邦人数調査統計より作成

※在留邦人とは…3ヶ月以上の間、タイに長期滞在している日本人の数のこと

 

タイは日本人が、米国、中国、オーストラリアに次いで4番目に多く在留する国だ。2016年には、7万人を超えた。在留邦人数は現在まで高い割合で増え続け、2004年から見ると2倍以上増加していることがわかる。

また、国によっては永住者の割合が多い場合も多く、永住者を除く長期滞在者に限ると、タイは第3位となる。ちなみに、タイの永住者は、2016年のデータによると1,429人だ。

三ヶ月以上滞在する長期滞在者は、一般的に、ホテル暮らしとはいかず、何かしらの不動産を賃貸または購入していると考えられる。言い換えれば、タイの不動産市場には、すでに多くの日本人が関わっていることになるのだ。

特に、首都であるバンコクには、全体の6割越えの約45,000人が滞在し、チョンブリー、チェンマイが続く形となっている。バンコクの人口は、約830万人なので、200人に1人は日本人ということになる。タイでは、外国人は基本的にコンドミニアムしか買えないのだが、コンドミニアムはバンコク中心部に集中しており、結果、在留日本人はバンコクでも特に中心部に多く住んでいると考えられる。実際、バンコク中心部の駅(アソーク駅など)に行くと、日本人をとても頻繁に見る。

 

タイの不動産の法律に関しては下記ページをご参照ください。

外国人によるタイ不動産購入への規制に関する法律一覧【2017年最新版】

 

このような背景から、バンコクのコンドミニアムは、日本的なデザインが採用されていることも多く、海外では珍しいバスタブがある場合も多い。この点でも、タイのコンドミニアムはおすすめだ。

 

安定して増える日系企業数が、駐在員数を伸ばす

外務省領事局政策課による海外在留邦人数調査統計より作成

上記のグラフのように、タイに進出している日本企業の拠点の数は堅調に増加しており、2016年には、約1,800企業となっている。これは、第6位となる数字であり、非常に多くの日本企業がタイに拠点を持っている。

日本人が多く長期滞在し、且つ日系企業の海外拠点も増え続けているタイでは、これからも安定して多くの日本人が在留するだろうと予想できる。

 

タイで、日本人に不動産を貸し出すという選択肢

日本人がこんなに多く住んでいるということが、タイが日本人にとって住みやすいということを証明しているとも言えるでしょう。

具体的には、発展した電車網・日本人通訳スタッフが勤務している病院・多くの日本食レストランなどが、日本人にとって住みやすくする要素だと考えられる。

 

タイの交通網に関しては下記ページをご参照ください。

タイの不動産開発は、鉄道網の発展とともに郊外へ

不動産を購入のち、貸し出してインカムゲインを狙う方にとっては、日本人が多いということは貸しやすいということにも繋がると思われます。日本人は、日本人と取引をしたがる傾向にあると言われ、その点において、日本人が多いタイは、不動産を貸しやすい国であるということです。

 


 

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人口からみるタイの経済と不動産事情

タイバンコク不動産

 

大阪の人口並みに増えつづけるバンコクの人口

不動産市況は、経済の動向と強くリンクしていることが多い。経済が好況のときは不動産がよく売れる事が多い。今回は、タイの人口動勢からタイ経済を見ていこうと思う。

タイの人口は、2016年時点で6,886万と、日本の人口1.27億人の約6割だ。タイ国内全体の人口は少し落ち着きをみせる一方で、首都バンコクの人口は830万人で、日本第二の都市、大阪の人口(883万人)より少ない。

国内の約12%の人口がバンコクに集まっており、バンコクの人口密度は高いといえる(日本でいえば東京の人口密度は全体の約10%程度だ)。その人口密度の高さゆえ、バンコクには外国人が購入できるコンドミニアムが多く建設されている。

 

停滞気味のタイの人口推移

世界銀行より

 

世界銀行のデータによると、タイの人口は、1980年の時点で約4,700万人であったのが、2016年には約6,800万人と、2,000万人ほど増加している。上記グラフでご覧いただけるように、人口増加率は2000年代に入ると低下し始め、2016年には0.3%まで低下している。ちなみに、ベトナムは1.1%、日本は -0.1%となっている。

 

原因は、出生率の低下。

世界銀行のデータより作成

世界銀行のデータより作成 1991年には、人口を維持するのに必要だとされている出生率2.08人を下回り、少子化が始まっている。2015年には、出生率は1.5人となり、ほぼ日本の出生率と同じ水準となった。タイの出生率低下の要因としては、過去に政府が行った人口抑制策や、日本と同様に進む晩婚化や未婚化などがあげられている。 この出生率は、人口構造にもダイレクトに影響しており、下記グラフのように先進国によく見られる「つぼ型」となっている。

 

2016のデータ。PopulationPyramid.netより

そうはいっても、働き盛りの世代が大部分

一般的に、アジアの発展途上国の経済成長では、生産年齢(15~64歳)人口増加による生産力の増大が、経済成長のメインエンジンとなっていると分析され、これを人口ボーナス期にあると表現する。国連の統計によれば、タイの生産年齢人口増加率は引き続きプラスであり、この意味では、まだタイは人口ボーナス期にあると言えるだろう。ちなみに、日本の生産年齢人口は2000年から低下が始まっている。

さらに言えば、上記人口構造のグラフによると、人口構造は確かに「つぼ型」ではあるが、その膨らんでいる部分は、まだまだ働き盛りである30代から50代前半までの世代となっているのが確認できるかと思う。これは、働き盛りである30代から50代前半までの世代がタイ人の中で一番多いということを示している。このことは、低所得者の比率が減ってきていて上位中間層や富裕層が増加していることからも確認出来る。

また、実際に経済が引き続き堅調に成長しているということもあり、タイでは内需が拡大し、住宅需要の増加をもたらすと見込まれている。 まだまだタイの不動産市況は明るいと言えるだろう。

特に、大阪に匹敵する人口を持つ、バンコクでは不動産への需要の増加を見越して、多くのコンドミニアムが建設中である。タイで不動産を購入するなら、バンコクが狙い目だ。

 


 

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プーケット不動産市場:リゾートなどの別荘地で人気急上昇中

プーケット

プーケットの不動産投資エリア

プーケットは南国リゾートとして人気があり、ゴルフやマリンスポーツが盛んである。そのため多くの外国人観光客が訪れ、別荘として不動産を投資している。

一般的に、プーケット不動産は海に近ければ近いほど需要は高く、不動産価格は上がるようになっている。外国人だけでなくタイ人の富裕層もリゾートエリアに別荘購入をするという需要が高まっている。近年は、プーケットに訪問する中国人が年々増加している。

日本人にはまだあまり知られてはいない西海岸のカマラというエリアは、ビーチフロントの不動産購入が目立っていて、需要はタイ人と外国人で50%ずつとなる。また、新しい国際線空港ターミナルや渋滞解消のためのアンダーパス、地下鉄などのインフラ開発が進められている。

プーケットの不動産供給数

プーケットの不動産市況としては、供給数が年々上がっており、2016年には13,223戸に到達した。中古の流通戸数は増えている一方で、新規(新築の物件)の割合は2014年より横ばいとなっている。

プーケット不動産供給

(Knight Frank Thailand: Phuket Condominium Market, Thailand – 2016)

2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016
在庫 896 1,636 2,298 2,624 2,767 4,124 6,624 8,552 9,854 11,380
新規 740 662 326 143 1,447 2,410 1,928 1,302 1,792 1,843

プーケットの平米(㎡)単価

プーケットは海に囲まれている島ということもあり、「海が見える景色」と「海が見えない景色」とでは平米単価が大幅に変わってくる。ナイトフランクのレポートによると、2016年度の海が見える物件の平米単価は178,900㎡/THB(約59.4万円)、一部海が見える物件の平均単価は98,355㎡/THB(約32.6万円)、海が見えない物件の平米単価は72,817㎡/THB(約24.1万円)と、海が見える物件と見えない物件を比較すると価格が半分となる。

 

平米単価

(Knight Frank Thailand: Phuket Condominium Market, Thailand – 2016)

2011 2012 2013 2014 2015 2016
海が見える 120,540 128,700 139,680 157,450 172,569 178,900
一部海が見える 84,500 86,700 88,500 91,658 97,789 98,355
海が見えない 62,100 63,800 65,140 67,850 67,859 72,817

 

プーケットのエリア概要

プーケットとは、タイの南部のアンダマン海に面するタイ最大の島であり、約670kmの洋上に浮かぶ世界有数のリゾート地である。そのエメラルドの海と真っ白な砂浜の美しさから「アンダマン海の真珠」と呼ばれている。

プーケットはバンコクから飛行機で約1時間20分の距離にあり、バンコクにあるスワンナプーム空港またはドンムアン空港からアクセスが可能である。プーケットの面積は576㎢、人口は約38万人である(2017年現在)。

 

※本記事では1タイバーツは3.32円として計算をしている(2017年8月現在)

 


 

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