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タイの地下鉄MRT(ブルーライン)の延長路線が開通

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バンコク中心部を走る地下鉄(MRT) ブルーラインの延長路線が2017年8月11日に始まった。この延伸区間の開通により、昨年8月に開業しパープルラインとタオプーン(Tao Poon)駅を乗り換え駅として接続された。

パープルラインは都心部とバンコク北西部をつなぐ高架線だ。この延長により、ブルーラインは、パープルラインと接続するタオプーン駅から、ビジネスの中心地でありBTSと接続するアソーク駅を通り、国鉄のバンコク駅をつなぐ路線となった。ブルーラインは、今回の延伸区間以外は、すべて地下鉄である。

今回の地下鉄のは、バンコク市民が待ちわびたものとなった。この延長の前は、両路線の乗り換えは、1.2kmという短い区間であるにも関わらず、無料シャトルバスで行うこととなってしまっていて、鉄道事業計画に疑問の声があがっていた。

パープルラインとブルーラインは、タイ企業のバンコク・エクスプレスウェイ・アンド・メトロ(BEM)という同じ会社によって運行されており、同じ乗車カードを使える。今回の接続により、郊外と都心のアクセス向上が期待されている。その一方、ブルーラインの一層の混雑への警戒感も高まっている。

東急電鉄、タイの不動産開発へ進出

東京急行電鉄は、2017年8月8日、タイで初めて分譲住宅事業を手がけると発表した。タイ不動産開発2位のサンシリと組み、「シリTKワン」という合弁会社を東急グループが30%、サンシリが70%出資で設立する。第一弾として、バンコクのコンドミニアム開発を計画しており、こちらは9月にも販売を始め、2019年に竣工予定だ。この分譲マンションの名称は「タカ ハウス」となる予定で、2棟から成り、それぞれ地上8階建てと7階建てだ。専有面積は40~70平方メートルとなる。

タイへは、三菱地所レジデンスがすでに、同じく他のタイ不動産開発会社大手との協同で、複数のコンドミニアム開発を手がけ、売り上げは良好だという。今回の合同会社設立で、東急電鉄もあとを追う形だ。

東急グループは、田園都市線沿線の「多摩田園都市」の開発で成功してきた。だが、沿線地域は人口減少が始まっており、海外展開に活路を見出している。バンコクでは、通勤の足として鉄道が定着しており、鉄道開発を含めた都市開発を得意としている東急グループが力を発揮出来る分野であると東急電鉄の星野俊幸取締役専務執行役員は開発に自信を見せた。

サンシリ側としても、BTS(バンコク中心部を走る鉄道)の沿線開発に注力しており、ウタイ最高執行責任者(COO)は「顧客のメリットになるならBTSとの提携も考えていきたい」と語った。